フィリピン・ミンダナオ地震被災地で150世帯へ支援を届けました

フィリピン・ミンダナオ島・ジェネラルサントスの地震被災地で支援活動を続けています。
昨日は二つのコミュニティを訪問し、約150世帯に食料や衛生用品を届けました。
仁藤夢乃 2026.08.06
誰でも

一昨日は買い出しに行きました。

地震はジェネラルサントス市内にも大きな影響を与えています。多くのモールが被害を受け、唯一損傷のなかったモールや小さい商店で、支援品を購入しました。

子どもたちにサンドイッチを作るためのパン、マヨネーズ、ツナ缶、コンデンスミルクのほか、ビスケット、お菓子、ジュースや、

生理用品、シャンプー、ボディーソープ、歯磨き粉、洗濯用洗剤などの生活用品・衛生用品、サンダル180足、物資を入れる袋など。全てを揃えるのに9時から17時までかかりました。

物資を購入するだけでも大変です。

移動はこの車(バイク)で

移動はこの車(バイク)で

マーケットを周り、必要な数を揃えます。

マーケットを周り、必要な数を揃えます。

安いサンダルを発見。それでも1足100円くらい。物価が昔より上がっています。

安いサンダルを発見。それでも1足100円くらい。物価が昔より上がっています。

購入後は、物資の仕分けとパッキングを行いました。日本でもフィリピンでも、私たちはどこにいてもすることは同じです。

一緒に活動している女性たちは、震災後休むことなかこのような活動を続けてきました。

一緒に活動している女性たちは、震災後休むことなかこのような活動を続けてきました。

150世帯分が完成。日本から持ってきた衣類も。

150世帯分が完成。日本から持ってきた衣類も。

そして昨日、フィリピン・ミンダナオ島で地震の被害を受けた二つのコミュニティを訪問し、約150世帯に衛生用品や食料などの支援物資を届けました。

まず訪れたのは、地震とその後の洪水によって家を失った方々が避難生活を送るテントです。

75世帯が暮らしています。

75世帯が暮らしています。

赤いテントの中で、生まれたばかりの赤ちゃんから高齢者までが暮らしています。

支援品を楽しみに待つ女性たち。嬉しい時間なので賑やかでした。

支援品を楽しみに待つ女性たち。嬉しい時間なので賑やかでした。

みなさんからのご寄付で購入した支援品

みなさんからのご寄付で購入した支援品

住民の多くは海での漁業で生計を立てていましたが、地震で船も使えなくなり、収入を失っています。

地震の後、洪水で流されてしまいました。

地震の後、洪水で流されてしまいました。

土台だけが残されたお家の前で。家を失った女性が案内してくれて、泣いていました。

土台だけが残されたお家の前で。家を失った女性が案内してくれて、泣いていました。

被害が大きいエリア

被害が大きいエリア

災害前は漁業に出ていた海

災害前は漁業に出ていた海

倒れた家

倒れた家

この場所には暮らすことができないため、少し離れたテントで生活しています。

この場所には暮らすことができないため、少し離れたテントで生活しています。

地震から時間が経った今も余震が続いており、昨日も今日も揺れがありました。

子どもたちには、お菓子やサンドイッチ、ビーチサンダルを、母親たちには、生理用品や歯ブラシ、洗剤などの衛生用品を手渡しました。

サンダルをもらうために待っている子どもたち

サンダルをもらうために待っている子どもたち

もらったジュースやお菓子を早速食べていました。

もらったジュースやお菓子を早速食べていました。

作って行ったサンドイッチ。ツナマヨ味。「ありがとう」と何度も日本語で伝えてくれました。

作って行ったサンドイッチ。ツナマヨ味。「ありがとう」と何度も日本語で伝えてくれました。

女性たちには衛生用品を

女性たちには衛生用品を

テントで避難生活を送る家族

テントで避難生活を送る家族

写真を撮りたい!と子どもたちがやってきます

写真を撮りたい!と子どもたちがやってきます

休憩に揚げバナナを買って食べました

休憩に揚げバナナを買って食べました

次に訪れたのは、もともと海の上に家を建てて暮らしていた人たちが避難しているコミュニティです。地震と津波によって家が崩れていました。

津波で流された場所

津波で流された場所

もともとはこのように海の上に家を建てて暮らしていました。

もともとはこのように海の上に家を建てて暮らしていました。

崩れた家

崩れた家

この地域の住民の方々はもともと山に暮らしていましたが、石炭発電所ができることになり、山での生活ができなくなるため、2010年に住民たちは反対運動をしました。

しかしその電力会社を行政も支援したため、住民たちはそこを追い出されて、山から海へと移動して、マングローブの中で暮らしていました。仕事もそれまでは山の中で果実を育てたりしていましたが、海に移動したため漁業をやるしかありませんでした。しかし、今回の災害でそれも難しくなってしまいました。

マングローブのなかを進んでいきます。

マングローブのなかを進んでいきます。

壊れてしまった家

壊れてしまった家

もらったお菓子を早速食べる子どもたち

もらったお菓子を早速食べる子どもたち

再建中の家

再建中の家

再建中の家

再建中の家

子どもも大人もサンダルを持っていない人が多く、子どもたちは受け取ったばかりのサンダルをその場で履き、お菓子を食べながら笑顔を見せてくれました。

「ありがとう!」と日本語で何度も声をかけてくれました。

サンダルを選んでいるところ

サンダルを選んでいるところ

給水を待つ子ども

給水を待つ子ども

給水を待つ子ども

給水を待つ子ども

この地域では、地震の影響で海岸が隆起し、漁業もできない状況が続いています。

もともとここは海でした。

もともとここは海でした。

隆起した海岸

隆起した海岸

私たちが届けられる食料や生活用品は、ほんのわずかです。それだけで生活が立ち直るわけではありません。それでも、「遠く離れた日本から気にかけている人がいる」と感じてもらえることや、子どもたちや家族に少しでも笑顔になれる時間を届けられたらという思いで活動しています。

物資を待つ人々

物資を待つ人々

人々が避難している場所へ

人々が避難している場所へ

現地では、ムスリムであることを理由に迫害や差別、暴力を受けてきた女性たちとともに活動しています。

災害時には女性や子ども、宗教などによってマイノリティがより弱い立場に置かれます。私たちはジェンダーに基づく暴力のない社会を目指して共に活動しています。

昨日は約15万円分の支援物資を届けることができました。これまでに約10万円のご寄付をお寄せいただいています。早速サポートしてくださった皆さま、本当にありがとうございます。

今日はさらに別の二つのコミュニティを訪問し、約220世帯への支援を予定しています。1世帯は少なくても5人、多いところでは8人ほどが暮らしています。

今朝の買い出し

今朝の買い出し

今朝のパッキング

今朝のパッキング

地震によって家や仕事を失い、厳しい生活を送る人たちが今も数多くいます。現地では日本からの支援が期待されています。

今回の活動は、皆さんからのご寄付によって実施しています。これからも支援を継続するため、もし可能でしたら、少額からでもご寄付で活動を支えていただけたら嬉しいです。

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フィリピン支援のためのご寄付とわかるように、

「Colaboを知ったきっかけ詳細」の欄に、「フィリピン災害支援」とご記入ください。

少しでも多くの支援を届けられるよう、ご協力をお願いいたします。

私たちは今、被災した熊本でも活動しています。緊急的に柔軟な動きや個別的な支援ができるのは、私たちの活動が市民の皆さんからのご寄付に支えられているからです。活動全般のご寄付はこちらからお願いします。

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