イミダス連載公開|性売買を「景観」の問題にしてよいのか――売春防止法の保護法益を問う
現在、法務省の「売買春に係る規制の在り方検討会」では、売春防止法の見直しに向けた議論が進められています。しかし、その議論の中で問われていないのが、「売春防止法は何を守るための法律なのか」という保護法益の問題です。
今回の連載では、Colaboが法務省へ提出した「保護法益」に関する意見書の内容を紹介するとともに、意見書提出に同行したメンバーの声も取り上げました。
10代の頃にColaboと出会い、現在はバスカフェで少女や若年女性への声かけを続ける20代の女性は、歌舞伎町で日々見ている現実について語っています。また、地域で相談支援に携わる自治体議員や、学校現場で少女たちと向き合ってきた元教員でもあるColaboスタッフも、それぞれの立場から、性売買を「景観」や「風紀」の問題として扱うことの限界や、女性の人権と尊厳を守る法制度の必要性について語りました。
女性たちを路上から見えなくすることではなく、性売買を生み出す構造そのものを変え、性売買をしなくても生きていける社会をどう実現するのか。そのために売春防止法が守るべきものは何なのかについて考えています。
ぜひお読みください。
▼Colaboが提出した意見書
https://colabo-official.net/info/news/20260625.html
この発想は、今回初めて現れたものではありません。売春防止法のもとでは、制度上は2024年まで(実際の収容は2017年まで)女性たちは補導院に収容され、花嫁修行をさせられました。トー横で子どもたちを排除する対策や、大久保公園で女性たちを路上から追い払う対応にも、「見えなくすれば問題は解決する」という発想が繰り返されています。
そうしたことを『地平』の連載にも書いています。こちらも合わせてお読みいただきたいです。
▼「見えなくする」ことでは、性売買問題は解決しないhttps://yumenonito.theletter.jp/posts/7c07054e-54c8-48af-a7c4-21374d1b8b6c
性売買の問題について、これからも現場で見てきたことや、女性たちの声を書いていきます。 よろしければ、無料の読者登録をして読んでいただけたら嬉しいです。
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